糸柳こやど ゆわでは、ラウンジや客室など館内のあちこちに「苔玉」を飾っております。
ご来館されるお客様がより当館でくつろぎの時間を過ごすことができるように。と先代が取り入れて以降、今もなお当館のかわいい名物となっております。
糸柳や和穣苑からも苔玉を見にきたり購入していただいたりと、お客様がたくさんいらっしゃいます。このように意外にもファンも多く、お家でも愛でていただいて大変ご好評いただいております!!
今回は、多くの方に苔玉の魅力を知っていただきたいと思い、まずは私(広報担当内藤まゆ)が体験に行ってまいりました!
「苔玉工房 TACHIOKAYA」太刀岡さん(苔玉を当館へ展示してくださっている方)のアトリエは、当館より40〜50分のところにあります。金桜神社に向かうような道で、山道をどんどん上がっていきます。
アトリエの目の前には川が流れていて、都会から来店すると自然豊かなロケーションにまず感動するようです。晴れた日は外で体験ができるので澄んだ空気、川のせせらぎなど、豊かな自然に囲まれた中で非日常の体験をすることができます!!
○3300円のコース当館で3300円で販売している小さい苔玉を作ることができます。
【体験の流れ】
①好きな植物を選ぶ
②手袋をし、苔玉の土台作りをする(おにぎりをつくるように)
③ふわっふわの苔で包む
④糸でくるくると巻いて、苔を土台に固定させる
⑤化粧ゴケと呼ばれる上質な苔をさらに被せる※ホームセンターで売ってるような苔玉は、④の作業で終わっているため、苔玉の持ちがそれほどよくないとのこと。
⑥苔玉がかなり硬くなるまで糸で締めて、理想の丸型に形成していく
⑦ぴょんぴょんと出ている苔があれば切る
⑧完成したら薬液(虫がつかないように、栄養も入れていく)につけて、水を吸わせて、ここでの作業は一旦終了
⑨お家に持って帰り、苔がたくさん生えてきたら、苔玉作りの本当のおしまい
3回ぐらい作れば、もうマスターの称号をあげます!と太刀岡さんがおっしゃるぐらい簡単に作れるため、お子様がいるご家庭にもおすすめできる体験だと思いました!
県外からこられるお子様たちは、普段苔だけでなく土にも触れる経験が少ないようで目をキラキラさせて夢中になって作っているそうです!そうした姿を親御さんが見れる機会もなかなかないと思いますので、もし山梨でのアクティビティに悩まれているお客様がいましたら、苔玉作りをぜひおすすめください!
※この時期は大変寒いため、防寒は必須です
【どんな人におすすめ?】
*仕事や人間関係に疲れている人
*1人の時間が欲しい人
*植物に癒されたい人 などなど
苔玉に名前をつけ、毎朝「おはよう」と声をかけ水につけて成長を見守る。
毎日何かに追われている人ほど、こういう ふぅ。と一息つく時間がないため苔玉を作ることで、苔玉を家に置くことで、意図的にそうした時間を作っていく。
そして、夜は寝ている間にその苔玉の育て主の疲れを苔玉が浄化してくれるそうで… 苔玉と一緒に豊かな生活を、そして、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
苔玉工房 TACHIOKAYA
〒400-1121 山梨県甲斐市上芦沢203−2
じゃらんさんから予約ができます。
ご宿泊のお客様はフロントまでお声かけください。