1961年(昭和36年)、石和のぶどう畑から突如として温泉が湧出しました。
周りの川に流れ出た温泉が「青空温泉」として有名になり、以来、石和は温泉観光地として発展してきました。
豊かな自然が育む特産品のぶどうや桃、笛吹川の鵜飼いや八幡神社の和太鼓などの伝統文化が四季を彩る石和温泉郷には、庶民的な宿から大型ホテルまで大小合わせて40軒をこえる個性的な旅館・ホテルが立ち並んでいます。
石和温泉は都心から特急電車で1時間半と気軽に喧噪から離れてのんびり過ごすのに最適なロケーションに位置しています。
まわりの人気観光地へのアクセスも良好で、武田神社や県立美術館のある甲府へは車で30分、清里・八ヶ岳や県立フラワーセンター西沢渓谷へは50分以内、河口湖を経て富士山5合目までは1時間半ほどでのアクセスが可能です。
また町内をはじめ近隣市町村の果実郷へは車で20分以内と、行楽の宿泊には絶好のポイントにあります。
甲府駅から2kmほど北に位置する武田神社は、甲斐の国(現在の山梨県)の名将武田信玄をご祭神とする大正8年創建の神社です。勝負運、商売繁盛、金運のご利益があるといわれ、多くの参拝客が訪れる甲府市の人気スポットとなっています
「昇仙峡」は切り立った断崖の間に奇岩・珍石・名石が並ぶ日本屈指の渓谷で、「日本遺産」に指定されています。春・夏は新緑、秋は紅葉を愛でながら散策を楽しむことができ、四季折々の自然の美しさが訪れる人の心を満たしてくれます。
フルーツ公園は山梨の産物や風土を五感で楽しめるテーマパークです。公園から見晴らす富士山と甲府盆地の景色は新日本三大夜景のひとつとしても有名で、公園内のさまざまな遊具やアスレチックのほか、カフェ、マルシェなど子供から大人まで年間を通して楽しめる施設です。
石和温泉から車で8分ほどの場所に位置する桔梗信玄餅工場テーマパーク。入館無料で「桔梗信玄餅」の製造過程を見学することができます。館内で開催される「お菓子の詰め放題」は整理券が配られるほど大人気なため、午前中の早い時間がおすすめです。
「FUJIYAMA ツインテラス」は、笛吹市の芦川地区にあり、河口湖や山中湖、世界遺産に登録されている富士山が一望できる眺望スポットです。登山家や写真家の間では有名な景勝地で、松竹映画のオープニングにも使用されていました。
甲府駅から徒歩5分に位置するサドヤワイナリーは、日本で初めて本格的にフランスのブドウ品種を使ったワイン醸造に取り組んだワイナリーとして知られています。スタッフによる地下セラーや醸造場、樽貯蔵庫などを巡るツアーやワインの試飲などが楽しめます。
石和温泉から車で10〜15分の場所に位置する「桃農家カフェ ラぺスカ」は、桃とブドウの収穫時期に合わせてオープンするカフェです。名産地ならではの完熟の桃やブドウをふんだんに使ったオリジナルスイーツを提供しています。