糸柳は本格醸造のホンジョーワイン 岩崎醸造のワインと秋の料理を合わせたワインペアリングを9月より開始いたしました。

岩崎醸造は多くのワイナリーがひしめき合う勝沼町祝地区「岩崎」エリア。岩崎醸造は、その日本ワインの本場にある老舗ワイナリーです。昭和初期に設立された共同醸造組合を起源に持つこのワイナリーでは、今も地元の農家が栽培したブドウを使い、風土を色濃く反映したワインを手掛けています。

ワインペアリングについて

今回は岩崎醸造の代表取締役社長 白石 壮真様に和食のコースに合う3種類のワインを厳選していただきました。

３種類のワインは全てシャトー・ホンジョー・シリーズで、俳句や和歌、茶道、日本庭園、料理の盛り付けにまで見られる美意識【侘び寂び】であるがままを見つめ、その内部に宿る本質が外部へと滲み出るように造り上げられています。四季折々の食材や日本の調味料と見事に調和するワインです。

〜ワインペアリング一例〜

■先付 前菜／1杯目

『シャトーホンジョー 甲州 樽発酵』
甲州種　樽発酵 辛口

このワインは、晩熟した勝沼町産の甲州を収穫し、クリオエクストラシオンの技法で凝縮。その後、フレンチとアメリカンの新樽で１ヶ月樽発酵、その後古樽で数ヶ月熟成させました。

マロラクティック・ファーメンテーション（MLF）が起きないとされている甲州において、栽培・醸造技術によりMLFを誘起させ、柔らかく、豊な風味のワインに仕立てました。

■焜炉 造里／2杯目

『シャトー・ホンジョー　甲州シュール・リー　うたたね』
甲州種　シュールリー　辛口

このワインは、甲州の繊細さを表現すべく、熟度の高いブドウを収穫後、嫌気的・還元的に醸造を行いました。ブドウの熟度の高さに由来するボリューム感、味わいの下支えをするしなやかな酸を感じられます。

■火物 口直

『シャトー・ホンジョー　甲斐ノワール　雪を友にて』
甲斐ノアール 　樽発酵　辛口

こちらの甲斐ノワールには、草生栽培を行う自社畑産ブドウのみを使用。フレンチオークとアメリカンオークで1年半熟成させた後、ブレンドしリリースする贅沢な造りとなっています。樹勢のコントロールをすることが難しい甲斐ノワールを丁寧に栽培。剪定によって果実に当たる日光量を調節することで、グリーンノートとエレガントな酸を活かした味わいに仕上げました。

岩崎醸造 白石 壮真 監修

ワインペアリングは糸柳・糸柳こやど ゆわの２館でお楽しみおただけます。

■岩崎醸造

ワインは自然と人、人と人とをつなぐ虹

岩崎醸造は、勝沼で代々ブドウ栽培を営む農家130 軒の手によって創業され、今なお農家たちによって支えられ、愛飲されています。「本格醸造ワイン」を略した 「ホンジョー・ワイン」　禅の精神でテロワールを見つめる、技術と精神性、伝統と革新、自然と文化の 調和を図っています。

・住所

山梨県甲州市勝沼町下岩崎957

・電話番号

0553-44-0020

・公式ホームページ

https://iwasaki-jozo.com/